冬でも走れる、神奈川県民御用達の道路です。標高差780mを一気に駆け上る、ストイックな走りの道です。
道路概要
椿ラインは、神奈川県道75号湯河原箱根仙石原線の一部で、奥湯河原温泉から芦ノ湖の湖岸にある箱根関所南交差点までの約18.5㎞の区間につけられた愛称。
県道75号自体は芦ノ湖右岸をぐるっと回り仙石原まで伸びています(総延長約38.8㎞)。
道路は1920年代から整備されているようです。箱根へ行くには、同じく奥湯河原温泉から分岐する観光道路「湯河原パークウェイ」を走った方が早い。
この道路が一躍有名になったのは、「頭文字D」に登場したからです。
今回紹介するのは椿ラインのうち、ヒルクライム区間に相当する奥湯河原温泉から大観山まで(約13.5㎞)。大観山は、こちらも有名な箱根ターンパイクとの交点です。
今日はこのヒルクライムを、「つなげればノーカット」の車載動画としてお届けします。
※註:項目別に独断で5段階評価しています。★が多いほど良いのですが、交通量は★が多いほど交通量が多いことを示しています。
ドライブインプレッション
全ルート概観
約13.5㎞の全線を走っても15分~20分程度の道路。
全線、中央線付きの2車線道路。幅は広くはありませんが常時5m道路くらいの幅は確保されていて、走りやすい道です。路面も最近きれいになり、さらに走りやすくなりました。
斜度も5~7%と比較的穏やかです。それでも約13.5㎞の区間で780mほど高度を稼ぐので平たんな場所はほぼなく、ずっとだらだらと上っている印象です。
ちなみに、自転車乗りにはヒルクライムで有名なところだそうです。
全線通じて様々な曲率のカーブが続きます。直線は短い。制限速度は30㎞/h~40㎞/h。
箱根ターンパイクと違ってスピードが出せないため、安心して楽しめる道だと思います。
一方、最上部の大観山付近まで行かないと視界が開けてこないことから、眺望はそれほど良くありません。箱根の山も十国峠方面に行った方が樹木が少ないため景色が良いので、景色を楽しみたい場合は別の道をお勧めします。
あくまでもここはストイックに走る道!
奥湯河原温泉~椿台詳細
延々とくねくねした道が続くので、あまり解説のしどころがないのですが。笑
総じて、温泉街から上がっていく上がり始めの区間の方がカーブがきつく、速度域の高くない道路という印象です。
まず、奥湯河原温泉のどん詰まりにある有名な旅館を過ぎると、直進方向に奥湯河原パークウェイへ行く道が見えます。
そこを右折してほぼ180度戻るような形で椿ラインに入っていきます。
周辺に旅館などがありますが、人家があるのはここだけです。あとは森林の中。
いくつか緩やかなカーブが続きますが、徐々にきつめのカーブが交じってきます。ブラインドコーナーで、たまに自転車にも遭遇するので運転は慎重に。高度も徐々に上がっていきます。
最初の左ヘアピンを超えると上りがきつくなってきます。
トップバッターはスバル レガシィ S401 STiバージョンの車載動画です。
その後は直線の少ない区間が続きます。左、右へと蛇行しながら2つ目のヘアピン(左)へ。
この辺りはS字カーブでの車のステアリングフィール(主に逆方向に切り返すときの動き)を試すのにとても良いです。
2つ目のヘアピンを過ぎると、少し直線が増えてきます。同時にカーブもやや緩やかに。
樹木も少し背が低くなり、視界が少しずつ開けてきます(とはいっても景色はほぼ見えません)
ここからはスバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5、AT)の車載です。
3つ目のヘアピン(右ヘアピン)を超えると、緩やかな曲線の道路が続きます。
このあたりは山の中腹部で、ヘアピンでほぼ反対方向に向きを変えてジグザグ高度を上げていきます。ほとんど同じ場所を走っているようで、高度を稼ぐ区間といって良さそう。実際、椿ラインの起点と椿台の間の直線距離は微々たるものです。
4つ目のヘアピンの先、始点から約6.7㎞の地点に椿台の駐車場があります。
椿台~大観山詳細
椿台から大観山までは約6.8㎞。ここから上部は比較的緩やかなカーブと直線が多い、走りやすい道になります。
そうはいってもブラインドコーナーは多いので運転は慎重に。
左右にS字カーブが続きながらも、しばらくは北北西~北西方向に距離を稼ぎます。
ホンダ シビック タイプR(FL5)の車載でどうぞ。
さらに直線が増え、この区間随一の直線区間へ。斜度も低く、路面も良く走りやすいです。自制が必要です。
一方で急なカーブもちらほら。加重移動が大きくなるのでカーブの進入、脱出それぞれで車の個性が出てきます。それを楽しむのもまたよしです。
その後進路を西に変えてほどなく5つ目のヘアピン。
ヘアピンを超えると再び高度を上げていきます。カーブが増えてきます。
この辺りは霧が多く発生します。特に夜は高確率で発生するので注意が必要です。
おっ、止まっている車が。ということもあるので慎重に運転しましょう。
この区間はポルシェ 718ボクスター GTS 4.0の車載でどうぞ。
ほどなくして7つ目のヘアピン(とはいっても、この付近の道は厳密にどれがヘアピンかを見分けるのは難しいため便宜的に数えています。)
木々が減ってきて、眺望が開けてきます。直線も多くなってきて、いよいよ頂上が近づいてくる感じがします。
そして最後の左直角カーブを過ぎると大観山に到着します。
せっかく景色の良いところなのですが、夜撮った動画しかありませんでした。フェアレディZ(RZ34)の車載で締めくくります。
走行記録
不明(何回も走ってるので。。。)
立ち寄りスポット
椿台
ほぼ唯一の立ち寄りスポット。椿で有名な場所だそうですが、じつは咲いているのをあまり見たことがありません。駐車場から歩いて行けばいいのかな。。。
ここから歩いて20分で土肥椙山巌窟(どいすぎやまいわや)というところがあるようです。通称しとどの窟(いわや)。なかなかワイルドなところのようですが、私は行ったことがありません。












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