ポルシェ 718シリーズは2025年10月に現行モデルの生産を終了いたしました。
現状、718シリーズの新車は注文できませんのでご注意ください。
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注文したけど本当に納車されるのか、スポーツカーに限らず、最近はそんなことを気にしなければいけないご時世になってしまいました。
私も心配になって、何度「718ボクスター 納期(納期遅れ、生産枠)」で検索したことか。
そこで、2024年6月22日現在の、718シリーズの納期、注文から生産枠確定・納車までを流れをお伝えしたいと思います。2024年6月22日現在の、718シリーズで注文できる車、できない車についても私の知る限りでお伝えします。また、事例として私の車(718ボクスター GTS 4.0)の注文から納車までの流れ(2021年7月3日注文、2022年7月9日納車)もドキュメント風にまとめました。
今後注文される方にとって少しでも参考になれば幸いです。
718シリーズのだいたいの納期は?(2025年モデル)
718シリーズ(718ボクスター、718スパイダー、718ケイマン)のだいたいの納期について、聞いている情報をお伝えします。2024年6月現在の情報です。今から注文した場合の納期です。
現状、オーナーさんのお話を聞いたり、ディーラーの話を聞いたりすると、納期は1.5年~2年近く1年程度の模様。
生産は2021年の半導体不足、2022年のウクライナ問題によるワイヤーハーネスとシートベルトの供給不足があったものの、2022年中盤以降少しずつ戻っているようです。
※2022年後半からはツッフェンハウゼン工場(ポルシェのマザー工場ともいえる工場。911もここでしか作られない)以外に、フォルクスワーゲンのオスナブリュック工場でも生産がされたことも、生産能力が向上した理由のようです。このように、伝統的にボクスター / ケイマンはフォルクスワーゲングループでも生産ができるように設計をしているようです。
ポルシェ、718シリーズの生産の一部をフォルクスワーゲン・オスナブリュック工場に移管
(2024/6/28追記 納期は短くなっている模様。1年程度の方もいらっしゃる模様。ただし、2023年の中盤からスタイルエディションしか発注できないという状況に変わりはありません。)
(2023/8/26追記 中には2023年モデル(おおむね2022年7月以降の生産モデル)で1年で納車されている人も出てきているようで、納期は少し縮まっているかもしれません。)
注文から生産枠確定~生産~納車までの大まかな流れ
何はともあれ、生産枠の確保がすべての始まり
注文してから、その内容に応じて生産枠が確定します。生産はモデルごとに割り当てがあるようで、特に右ハンドルか左ハンドルかで生産枠の割り当てが大きく変わるようです。左ハンドルはそもそも割り当てが少なく、生産枠を取れないこともあるよう。またPDK、マニュアルでも生産枠が異なる模様です。
まずは生産枠が確定するまでが一苦労。
だいたい販売店の系列ごと(たとえば神奈川だとスカイグループがポルシェセンターを運営しています。新潟を含めて4店舗がこの販売店の系列になります)に順番待ちの人数がわかるようになっています。
1ヶ月ごとに販売店の系列ごとに割り当てがされていくので、毎月割り当てがある場合には、だいたい何か月後に生産枠が割り当てられるかが予測できるようです。
ただ、月によっては割当がほとんどなかったりするようなので、そうするといつ生産枠が取れるか、そもそも取れるかも予測が難しくなるよう。
生産枠が取れたら、あとはだいたいのスケジュールが見えてくる
一方、晴れて生産枠が取れたら、スケジュールがだいたい見えてきます。
生産枠が確定してから実際に生産に入るまで3~5ヶ月、生産してから船積みして日本に届き、整備して納車までは2~3ヶ月くらい。合計6~8か月くらいでしょうか?これは今回の718ボクスター GTS 4.0、前車718ボクスター(ベースグレード)の時も同じでした。
いずれにしても、生産枠が取れるまでが非常に読みにくいようですね。
718シリーズで現在生産枠が取れる車(2025年モデル。2024年6月22日現在)
2024年6月現在、ディーラーの担当者からの情報によると、718シリーズで生産枠が取れるであろう車種(つまり、現時点で受注受付中)の車は下記のようです。
(神奈川県横浜市の場合です。)
| × | 受注停止中 | ベースグレード、T、S |
| 〇 | 受注受付中 | 特別仕様車Style Edition |
| × | 受注停止中 | GTS 4.0 |
| × | 受注停止中 | ケイマン GT4 / スパイダー |
| × | 受注停止中 | ケイマン GT4 RS / スパイダーRS |
RS系(718 ケイマン GT4 RSおよび718 スパイダー RS)は発売直後に予定販売数枠が埋まったための受注停止。残念ながら新車では買えません。
(私も718 スパイダー RSの受注開始3週間後にディーラーで聞いてみたところ、「あんたまだそんなこと言ってるの?あるわけないでしょ」という顔をして笑われました。718 スパイダー RSは日本への割当も少なく、瞬時に売り切れたそう。ただ、完全にお得意様のみのご案内ではなかったようです。)
718 ケイマン GT4 / 718 スパイダーおよび718 ケイマン T / 718 ボクスター T は2024年モデル(2023年6月生産分頃から)からDiscontinue、つまりモデル廃止が決まっているための受注終了です。ということは2023年モデルをもって生産終了、新車では買えなくなってしまいました。
718 ボクスター / 718 ケイマンと718 ボクスター S / 718 ケイマン S、718 ボクスター GTS 4.0 / 718 ケイマン GTS 4.0についても、少なくとも私の居住エリア(神奈川県)のポルシェセンターでは受付を停止しているとのこと(2024年6月22日現在)。
(2024年9月19日追記:2024年になってから718ボクスター GTS 4.0の生産枠をとれたとの情報を、西日本で注文された読者の方からいただきました!VWのオスナブリュック工場で製造、年末納車だそうです。まだ細々ながら新規の受注もあるのかもしれません!)
上記のような情報があるとはいえ、少なくとも私の居住エリア(神奈川、東京エリア)では、718 ボクスター Style Edition / 718 ケイマン Style Edition以外の受注を取りやめているようなので、いよいよ718シリーズを新車で買うのはラストチャンスといった感じです。Style Editionについてもいつ停止になるかはわからないとのことなので、ほしい方は早めに動いた方くことをお勧めします。
なお、状況はどんどん変わっているので、常に最新の情報をお問い合わせいただいた方が良いとは思います。
(2024年6月28日追記:992型911の後期型が発表されたばかりですが、718については全く情報が下りてきていないそう。ヨーロッパのEV規制が事実上反故(ほご)になっていることで、モデルラインナップの計画に変更が出ているのかわかりませんが、2025年に予定通り718 EVが出てくるかは見通せてない状況のようです)
(事例)718ボクスター GTS 4.0の納期: 全体スケジュール
ここからは、私の場合の、注文から生産枠決定、そしてやきもきする納車待ち、待望の納車までをたどってみたいと思います。
初めてポルシェを注文する、という方には少しは参考になるかもしれません。
私の場合は、下記のような日程でした。
2021年7月3日 注文
2021年10月27日 生産枠確定(2022年2月枠)
2021年12月25日 仕様確定
2022年3月27日 生産枠後ろ倒し?
2022年5月15日 納期の連絡
2022年7月9日 納車
私の場合、注文してから生産枠確定まで約4ヶ月。生産枠確定から実際の生産まで5ヶ月。生産から納車まで3ヶ月、合計の納期は12ヶ月でした。
ちなみにオーダーしたのは神奈川県横浜市内のポルシェセンターです。
718ボクスター 25Years: 初期商談(2021年1月12日頃)
ずっと素の718ボクスターに乗るつもりだったので乗り換えは考えていなかったのですが(GTS 4.0の試乗は済)、ボクスター25周年モデルが発売されるという情報をみてしまい、いても立ってもいられなくなってしまい、ディーラーの担当者に電話。
2021年1月16日に仮注文しました。
担当さん「たぶん難しいと思うので予約金はいただきません。」
4月になり、
担当さん「待っている人が13人(たぶん)いて、割当が1台あるかないかなので、難しいと思います。ちなみに入っている注文はほとんどマニュアルです」
ポルシェを何台も買っている人に優先的に回るようで、私は最初から箸にも棒にも引っかかっていなかったようでした。
ここで一回終わり。

718ボクスター GTS 4.0: 本注文(2021年7月3日)
ちらちら次期型がフル電動化しそうとの噂もきこえ、最後の純ガソリンカーになりそうだと思い、悩んだ末718ボクスター GTS 4.0を注文することに。長納期は覚悟の上です。
担当さん「注文が多く納期は長引く傾向です。リストの16人目(たぶん)で、2021年12月の生産枠取れるかどうかです。7月中旬に10月の生産枠がわかるので、そこである程度目処が立つと思います。」
注文したナイトブルー(5年乗っていた前車と同じ)は2021年12月16日生産停止と聞かされ、その前提で注文。
おまけ 718スパイダーいかがですか?
7月後半になっても連絡はなく、8月後半に連絡が来ます。
担当さん「718ボクスターは相変わらず(生産枠割当時期が未定)なのですが、718スパイダーなら10月の生産枠があります。どうですか?」
残念ながら、私の場合通勤の利便性と電動幌は外せないことから、待ちますと連絡。
718ボクスター GTS 4.0: 生産枠確定!(2021年10月27日)
担当さん「いい知らせと悪い知らせが一つづつです。
いい知らせは718ボクスター GTS 4.0の生産枠が確定したことで、来年(2022年)2月です。
悪い知らせは、ナイトブルーがなくなってしまうことです。代わりの色も出ません。注文してしまってよろしいですか?」
その前提だったので、注文!
仕様確定(2021年12月25日)
最初は2022年1月中旬に決めれば良いとのことでしたが、生産枠が前倒しになるかもしれないため早めに決めてもらわなくてはいけなくなったとのことで年末に決定。
色を含めめちゃくちゃ悩みました。最終的には「ゲンチアンブルーメタリック」にしました。
(ポルシェ718ボクスター GTS 4.0:ゲンチアンブルーという色を読む)

詳しい仕様は、別の記事に書きますね。
生産枠後ろ倒し?(2022年3月27日)
生産枠は2月と聞いていたのに連絡がなかったところにロシアによるウクライナ侵攻。こんな大変なときに自分の車の納期を気にするなんて、なんてちっちゃなやつと反省しつつ、迷惑も省みず担当者に連絡。
担当さん「生産枠は3月と聞いていて生産が遅れるとかは聞いていないので大丈夫だと思いますが。。ただシートベルトの一部がロシア、ワイヤーハーネスはウクライナで作っているので情勢次第では生産が遅れるかもしれません」
「生産枠、2月じゃなかったんかい!」とツッコミを入れたいところではありましたが、戦争の状況なんて誰も読めないし、となかば諦めモードに。
ポルシェの全車種の生産一時停止も伝えられ、私の718ボクスター(ベースグレード)はもう一回車検(7月末)通すかな、というモードに。
その後も1ヶ月半、連絡はありません。半分忘れようとしていました。
718ボクスター GTS 4.0: 納車されました!(2022年7月9日)
そんなところに突然担当者から留守電が入っており、折り返したところ、2022年5月15日に718ボクスター GTS 4.0の納期が決まったとの連絡。ちょうど生産がウクライナの影響を受ける直前だった模様。
担当さん「6月29日頃には豊橋に着岸すると思うので、それから一週間くらいでお渡しできそうです。なんとか車検前に間に合いそうです。」
718ボクスター GTS 4.0、その後無事7月9日に納車されました!!
免許返納まで、大切に乗り続けたいと思います!

納車された私の718ボクスター GTS 4.0の紹介を含め、エンジン、走行性能など項目別に記事を作成しています。
ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0 の魅力をオーナー視点で紹介
ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0: エンジン編(納車1年後レビュー)
ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0: 「走り」編(納車1年後レビュー)
最後に、オフィシャルサイトへのURLを載せておきます。










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