優等生だったメルセデス・ベンツ GLB 200d 4MATIC、初の車検を迎えた後にトラブル発生しました。1件は、けっこう嫌なタイプのトラブルでした。
マンションの防災センターから突然の呼び出し。一体何が?
雨の夕刻。
家に帰ってから15分後、防災センターからインターフォンを通して呼び出しがあり、妻が何やらしゃべっています。ちょっと取り乱している様子。
「どうしたの?」
代わると、
「お宅の車がセンサーに引っかかって駐車場の昇降機が停止しました。今緊急出動をお願いしているところです。」
インターホン越しに、ちょっと怒っているような口ぶりの声が聞こえます。
詳細な状況を聞くと、うちのGLBのテールゲートが開いていて、それがセンサーと接触して駐車場の昇降機が停止してしまったとのことです。
慌ててメルセデンス・ベンツのアプリを開くと、確かにテールゲートが開いている。

リモートでゲートを閉めようとしますが、「重大な破損事故が起こる恐れがあります」といったエラーが出て、リモートの指令を受け付けてくれません。
駐車場に急行します。
うっ。。。
うちの車が昇降機の途中で止まっています。

そして、テールゲートが開いています。この日、テールゲートは開閉していないので、もうびっくり。
通常、ドアを含めてもリモコンキーを使った開閉操作は一切しないので何が何だかわかりません。

センサーが異常を検知して自動的に昇降機を停止させたようです。


ちょうど現場に急行してきた業者が復旧作業をしてくれました。
大変ご迷惑をおかけしました。
幸い、傷はナシ。
GLBの「意図しないテールゲートの開放」は既知、未解決のトラブル!?
ネットで調べてみると、ありました。
「tailgate opens unintentionally(テールゲートが意図せず開く)」という症状についての技術情報(TSB: LI72.20-P-075746)(GLB250のもの。同一ページに情報が追加されているため、当該番号でページ内検索等をかけてもらわないと見つからなそうです。ご了承ください)
当該技術情報では、原因としてまずキーのテールゲートボタンがポケットやバッグの中で意図せず操作されることを挙げています。そして対策として、キーの操作を従来の長押しからダブルクリックに変更するコーディングが記載されています。
さらにGLBの取扱説明書には、HANDS-FREE ACCESSについて、人の脚だけでなく、給油ホース、荷物などがセンサー検知範囲で動くことによってテールゲートが意図せず開閉することがあると明記されています。
私のキーは、すでにダブルクリックに変更するコーディングがされているもの。となると、可能性としては、HANDS-FREE ACCESSの誤作動?

対応を依頼:HANDS-FREE ACCESSの機能を切る
早速ディーラーに、上記技術情報を付記し、何か対策できないかを聞いてみました。
すると、サービスの方曰く、「これは本国預かり案件になっています。以前から現象はあるのですがどうしても発生が再現せず、根本的な対策が打てていない案件」とのことでした。
対策としては、キーにダブルクリックコーディングがされているのであれば、あとはHANDS-FREE ACCESSの機能を作動させないように回路を切る、とのことでした。
もともとこの機能、あまりセンサー感度が良くないので使っておらず、速攻切ってもらうことにしました。
作業は数時間。パネルを外したりといった作業があるため、それなりの工数がかかるようでした。
じつは2週間ほど前に、妻から聞いていた
・・・という怪現象なんですが、じつはたまたま2週間くらい前に、妻から「GLBでリアドアが勝手に開いた壊れた」って書き込みが回ってくるんだけど(Xのおすすめに表示される)、と言われたんです。
もともとSNSをあまり見ない私は、「まぁそんなことは起こらないよ」と話半分にスルーしていたのです。
あらためて見返してみると、まさに同じ現象。
複数の投稿があり、その中でいくつかの案件ではテールゲートが折れ曲がり、リアガラスが粉々に割れていました。
(ここに掲載するのはふさわしくないので、ご興味のある方はご自身で「GLB テールゲート 勝手に開く」などで検索してみてください)
原因は不明なものの、現象としてはメルセデス・ベンツの本社も認識しているようでした。
痛かった緊急出動費
上記の対応のため、後日緊急出動費に関する請求書が自宅に送られてきました。費用は2万円弱。
車両の不具合として認定されている案件ではないため、ディーラーに費用を持ってはもらえません。
車両の損傷はないこと、出費も大きくないことから、保険は使わずに支払いをしました。
何はともあれ、駐車場設備を壊してご迷惑をおかけすることがなかったこと、自分の車両に損傷がなかったことが何よりの救いでした。
リアダンパー異音も発生→即対策してもらえました
先ほどの事件の数日前から、急にリア右側のDピラー付近から異音がしてきました。通常のビビり音とは違ってかなり派手なパタパタ音がしてきます。
おそらく内装パネルの爪が折れたのだろうと思って、先ほどの件で入庫した際に、「もしよかったら異音の件も調べてもらえますか?」とお願いしておきました。
すると、HANDS-FREE ACCESS対応を終えた際に告げられました。
「異音は再現しました。これは内装の音じゃない、と思ってたどってみたら、リアダンパーのアッパーマウントの部品っぽいです」とのこと。
Assyごと交換してくれるとのこと。特別保証部品のため交換は無償。
部品番号は下記:
MA247 320 96 03
けっこう華奢なダンパー(ショックアブソーバー)ゆえ、お値段も安めです。定価で1本3万円ちょっとのもののようです。

1週間後に入庫、1日作業で戻ってきました。
迅速な対応ぶりに感謝
車に不具合が出るのはありがたいことではないですが、今回のディーラーさんの対応はなかなか素晴らしかったです。
すぐに技術情報にあたる一方で試走もして原因を探り、すぐに対策してくれました。
このあたり、メルセデス・ベンツに膨大な故障情報のDBがあるのだろうと思いました。
部品もほぼ数時間以内に取り寄せ可能のようで、さすがに国内でもそれなりの台数を売っているメーカーだけあるなと思いました。(思わず私のメインカーである、某同じ街に本社のあるメーカーのことを思い出してしまいました)
こういうアフターサービスを含めてのブランドなんだなぁと、しみじみ感じました。(その日ロータスにお乗りの方の不具合時の対応(エンジンの基幹部品の故障なのに部品到着まで1か月!)を聞いた矢先だったこともあり。笑)







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