日産 フェアレディZ(RZ34)を2022年7月24日に注文し、納車の目途が立ってきました。ここでは、私がどうしてフェアレディZ(RZ34)を購入しようと思ったのか、どうやってグレードを選んだのかを紹介します。ちょっと日記風ですが、一応アーカイブ的に見返せるような内容にしています。

注文から納車までの流れ、仕様変更・価格改定情報はこちらをご覧ください。

納車後の記事はこちら:

日産フェアレディZ(RZ34)、ついに納車!絶品エンジンに感激!!

日産 フェアレディZ(RZ34)、納車後1,000㎞。走って見えてきた人懐こい相棒ぶり

【比較】ポルシェ 718ボクスター vs 日産 フェアレディZ(RZ34)(第1回) 良く比較される、全然似てない車

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日産 フェアレディZ(RZ34)、発表に心躍る!

日産 フェアレディZ(RZ34)プロトタイプの発表

日産 フェアレディZ(RZ34)については、日産がかなり前から企業広告の中にティザーを入れ込んだりして、発表が近いことを匂わせていました。そして、2020年9月16日、コロナ禍でのプロトタイプ発表。久しぶりにワクワクして生中継をみました。

Nissan Z Proto Digital Unveil

ビッグマイナーチェンジとはいえ、デザインが変わると車の印象は本当に変わる。久しぶりにカーデザインの力ってやっぱりすごいな、と思わされました(※個人の印象です)。

日産 Z Proto(Nissan USA ホームページより)

日産 Z Proto

横浜で、プロトタイプと対面!

日産本社近くの仮設パビリオン(ニッサン パビリオン)にプロトタイプの展示も行われる、というので見に行きました。2020年9月19日、発表の3日後です。ここは先の発表が行われた場所です。コロナ禍で確か入場制限もしていましたが、かなりの人が来ていて注目度の高さが伺えました。

日産 フェアレディZ プロトタイプ
日産 フェアレディZ プロトタイプ
日産 フェアレディZ プロトタイプ
日産 フェアレディZ プロトタイプ

実車で見ても、やっぱりカッコいいなぁ。

若い人からは「50過ぎのおっさんには、フェアレディZはノスタルジックな気分になって特別なんでしょうね」と言われそうですが、じつはそうでもないんです。

ここからは余談です:


私は物心ついた時から車は好きだったのですが、フェアレディZはすでに発売から5年くらい経っていた車でしたし、当時私が好きだったのは刑事ドラマ「太陽にほえろ!」に出てくる5代目クラウンのセダン(リンク先はトヨタ公式サイト「トヨタ自動車75年史)。幼い私は完全にトヨタのスポンサー戦略にやられていて、劇中にレギュラーで出てくるクラウンとセリカには目がなく、特にトヨタのセダンは大好きだったのでした。フェアレディZはトミカで240ZGのミニカーはもっていたものの、じつはあまり思い入れのない車でした。


日産 フェアレディZ 240ZG
同時に展示されていた日産 フェアレディZ 240ZG。こうしてみるとかなり細部までオマージュされていることがわかる

いよいよフェアレディZ(Nissan Z)の発表

発表は11ヶ月後の2021年8月18日。ずいぶん長く待ちました。

コロナの影響真っただ中。この時もオンラインでの発表でした。

【中継】All-new Nissan Z (米国モデル)オンライン発表会

Nissan Z オンライン発表会の様子(Nissan USA ホームページより)

特に、ブルー好きの私はこのセイランブルーにやられてしまいました。

日産 フェアレディZ(RZ34)、買う!

日産 フェアレディZ(RZ34)、購入に踏み切ったわけ

そんなこんなで、個人的には盛り上がったまま日本での発表を迎えました。

さて、フェアレディZ、結局購入したわけですが、その理由は今考えるとこんな感じです。多分に個人的な理由があるのですが、車の購入って本当に理屈じゃないなと思うのですよね。タイミングは重要。

  • デザインに惹かれた。2年経ってもテンションは上がったままだった
  • 当時は、2026年頃には内燃機関のスポーツカーは全部なくなるんじゃないかというくらいの空気感だった
  • そんな中で、日本の代表的スポーツカーであるフェアレディZがおそらく最後のエンジン車を出す、これはラストチャンス!と思った
  • しかも製造は日本で、となれば日本に住んでいて買わないわけにはいかない!と考えた

個人的にもこの頃は事業の立ち上げ前で、2024年には事業がうまく立ち上がって屋根付き駐車場を作って車に囲まれた生活をしているハズ、と能天気に思ってました。笑

とまぁ、適当すぎる感じで、まぁいいや買っちゃうもんねー。という気分になっていました。

ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0との比較はしなかったの?

2022年7月と言えば、個人的にはポルシェ 718ボクスター GTS 4.0が納車されたタイミング。似たようなスポーツカーなのになんで?と思われる方もいらっしゃると思います(というかそれが普通?)

私としては、あまり迷いはなく。。。

  • フェアレディZは休日を優雅に楽しむGTカー、ポルシェ 718ボクスターは通勤からオープンドライブからサーキットまで全部やってもらう万能な相棒

なんというか、私にとってはフェアレディZはちょっとよそ行きの服みたいなもの。ちょっと気分転換に車に乗って高速道路を流し、景色の良い海岸通りを流す、アクセルを少し踏むと回転を上げずに余裕の加速をする、ああ一日の疲れもこれで吹っ飛んでしまうな。なんとなくそんな風景をイメージしています。ただの妄想かもしれませんが。。

もちろんこうした用途にはレクサス LCやアストンマーティン ヴァンテージなどもあると思うのですが、そこまでいくとちょっと気恥ずかしくて。。

日産 フェアレディZ(RZ34)バージョンST
日産 フェアレディZ(RZ34)バージョンST。色はセイランブルー。日産本社ショールームで撮影(以下同)。注文したのはベースグレードなので細部は違う。

ポルシェ 718ボクスターは、本当に良くできた車で、実用性も高く運転もしやすく、それでいて運動性能も良い。デザインも好きです。本当にないと困る仕事道具、というくらい日常に馴染んでいます。ちょっと語弊がありますが、自分にとっては身近すぎて非日常感のない車です。

ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0
ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0

昔から車は走ってなんぼ、と思ってきたので、そういう観点でしか趣味の車は選んできませんでした。そこからすると、フェアレディZ(RZ34)は私にとっては冒険です。いい出会いになればいいなぁと思っています。とかいって、やっぱりサーキットに持って行ったりしてしまいそうです。。

突然やってきた発売前の受注締切

いいなぁ、でも駐車場はまだないし、でも価格500万円ちょっとからか、なかなか頑張ってるなぁ、WRX STIは出なさそうだしなぁ、と思っているうちに、ネットで2022年7月末で受注を一旦停止という記事が出てきました。あら、どうしようと思っていたら7月16日、ディーラーから電話がかかってきて、やはり受注一旦停止なので注文するならしてくれ、とのこと。

生まれて初めて、試乗せずに車を買うということになりました。趣味の車で試乗しないで買う、って何?となった訳ですが、もともとこの車はデザインをみて「ほしい」と思ったので、踏ん切りがつきました。

悩ましいグレード選び

そんなこんなで試乗しないで注文しなくてはならないことになったのですが、その中で最後まで悩んだのがグレード選び。

フェアレディZ(RZ34)バージョンST
フェアレディZ(RZ34)バージョンST
フェアレディZ(RZ34)ベースグレード
フェアレディZ(RZ34)ベースグレード

ベースグレードとバージョンS、バージョンT、バージョンSTの4種類の中から選ぶわけですが、違いはこんな感じ(当時の仕様と価格)。

(価格改定しています。2025年モデルの価格等はこちらをご覧ください。)

  主な追加仕様  
ベースグレード5,241.5 
バージョンT5,687
+445.5
・シート仕様、パワーシート、シートヒーター
・スエード素材のドアトリム
・BOSEサウンドシステム
バージョンS6,063.2
+821.7
・レイズ製19インチ鍛造アルミホイール
・フロント&リアスポイラー
・アルミキャリパー対向ピストンブレーキ(フロント4ポット、リア4ポット)
・メカニカルLSD
バージョンST6,462.5
+1,221
TとSの追加装備全て
単位:千円。2022年8月発売時の価格。価格差(+記号以下)は各グレードのベースグレードとの差

まずはMTかATかで選択肢が変わる

MTもATも価格は同じです。ただ、バージョンSはマニュアルしかなく、バージョンTはATしか選べません。

ATにする・・・ベースグレードかバージョンT、バージョンST

MTにする・・・ベースグレードかバージョンS、バージョンST

フェアレディZ(RZ34)AT仕様
フェアレディZ(RZ34)AT仕様。セレクターレバーがない現代的な形状

フェアレディZ(RZ34)のATは、注文後に試乗させてもらった感じだと、いろんなモータージャーナリストが「速い」というほどの変速の速さは正直感じられませんでしたが、シフトショックも少なく、良い意味で存在感がありませんでした。かなりトルクのある車なので2速あたりはもう少しロングなギア比でもいい感じだとは思いましたが。

フェアレディZ(RZ34)MT仕様
フェアレディZ(RZ34)MT仕様

MTは試乗していないのでわかりません。本社ショールームの展示車のシフトノブを触った感じだと、わりとゴリっという抵抗があり、ストローク量の多さも含めてクラシカルな感じでした。たぶん感激するような感じではないと思います。。

このように、この車で言えばどちらを選んでもそんなにガッカリはしなさそう。逆に感激することも少なそう、という感じです。

私の場合、フェアレディZのクラシックな雰囲気に惹かれてMTで乗りたい、と思ったため(718ボクスターが日常使いを考慮してPDKにしていたこともあり)必然的にバージョンTが外れました。

※実際に乗ってみると、それなりにストロークが大きく、特に2速から3速へのシフトアップはけっこう難しい印象です。最近のMT車(例えばFL5のシビック タイプR)に比べると、やや見劣りするかも。また、エンジンの低速トルクが思いのほか小さく、クラッチだけで発進しようとするとエンストすることがありますのでご注意を。それでも個人的には速さを求めるモデルだと思っていないため、ガチャガチャとシフトを動かす楽しみのあるMTはおすすめです。

走りの装備をどこまで重要視するか

問題はバージョンS以上かベースグレードかです。大きな違いはブレーキ、タイヤ&ホイール、エアロパーツです。価格差はバージョンSで+82万円、バージョンSTだと+122万円と相当あります。

ブレーキの違い

ブレーキはS以上だとアルミキャリパーが付き、対向ピストンでフロント4ポット、リア2ポット。曙ブレーキ製のようです。赤いアルミキャリパーが目立ちます。コントロール性も良くなるでしょう。ハードに走るならこちらでしょう。

でも、細かいことをいうとフロントブレーキキャリパーがハブの前についているのは、昔からの日産 FR-Lプラットフォーム(Wikipediaにリンク)の共通設計然としていて気になります(スポーツカーに限って言えば、普通はなるべく重量物を車体の中央付近にもっていくために、フロントキャリパーはハブより後ろから挟む形が多い)。

私の場合この車でサーキットにはいかないので別に普通のブレーキでも十分かな、と思ったりします。

※ただ実際に走ってみると、踏力よりもストローク依存でブレーキのストロークがけっこうあり、初期の噛みも弱いので、少しテンポの良い走行をしようとすると気になると思います。詳細は下記にて:

【比較】ポルシェ 718ボクスター vs 日産 フェアレディZ(RZ34)(第2回) ワインディング編:コンテスト酒と地酒が対決!

タイヤサイズとホイールの違い

バージョンSとSTには前後異なるサイズの19インチタイヤ(フロント255/40 R19、リア275/35 R19)とレイズ製鍛造ホイールの組み合わせが装着。ハードに走るならこちらでしょう。

フェアレディZ(RZ34)バージョンST。レイズ製の鍛造アルミホイールに赤いキャリパーが見える

鍛造になるとどれくらい軽くなるでしょうか?一例としてシビックタイプRの一本当たりホイール重量は、開発者インタビューや発表資料によると下記の通り:

  • FK8の鋳造(20インチ):12.9kg
  • FK8 リミテッドエディションの鍛造(20インチ):10.8kg
  • FL5の鋳造(19インチ):12.1kg

確かに同じインチだと4本で8-9kgの重量減になりますね。

ただ、問題はコストが上がること。シビックタイプRの場合は、純粋にコストを上げずに性能を上げて見栄えも確保するかを考えた結果、タイヤのインチダウン&ワイド化&鋳造&リバースリムという選択をしているようです。高級車でしか使われないリバースリムを量産ラインに乗せるよう生産技術面で工夫した(ノーマルリムの成形ラインに載せるために、1ピース構造を採用しながらリムを成形するスピニング工程で2つのローラーを同期させる専用制御を入れた)という手の込みよう。

このように走行性能を上げるためのバネ下の軽量化においては、サスペンション周りの設計(サスペンション構造の工夫、サスペンションアームの材料置換や肉抜きなど)、ホイールのリムの形状工夫、タイヤのインチダウンなどいろいろあるでしょうから、費用対効果を考えた時にアルミホイールを鍛造にする優先順位ってどうなのよ?というのは興味のあるところです。

(商品企画的にはやりやすいと思いますが。ちなみにポルシェ718ボクスターもGTSグレードまでは鋳造ホイールを使っています。ポルシェは見栄えのためにコストをかけないので、全体の剛性バランスの中で最適なホイールとタイヤの組み合わせを選んでいるようです。)

全体に軽量化のためのコストをそれほどかけていないように思われるフェアレディZにおいては、鍛造&大径ホイールというのはどちらかというと見栄えの良さのために選択しているように思います。やや安易な選択のような気もしてしまいます。。

個人的には狙っているセイランブルーとの組み合わせには黒系ではないホイールを選びたいと思っていました。その点、2代目S130の純正ホイールへのオマージュとも言われている、18インチのアルミホイールはちょっとクラシカルでいい感じ。

また、どちらかというとこの車はゆったりと流して走りたいため、乗り心地が良いであろう18インチ(前後245/45 R18)の方が自分の用途にはあっている気がします。ということで、私はこの車の場合は18インチを選びたいと思いました。

※18インチタイヤ、サイレントフォームの恩恵はあるようで、ロードノイズはかなり抑え込まれています。車側の遮音もされているため、全体的に音は静かで快適。個人的にはこの車のキャラクターに合っていると感じます。特に電子制御ダンパー非装着でボディ剛性もそこまで高くないため、19インチタイヤを履くと荒れた路面ではちょっとバタバタするのではないかと想像しています。

フェアレディZ(RZ34)18インチ仕様の純正ホイール
フェアレディZ(RZ34)18インチ仕様の純正ホイールとブレーキキャリパー

フロントスポイラー・リアスポイラーの有無

最後にフロント&リアスポイラー。空気の流れからすればダウンフォースを増大させるためにリアには小さなスポイラーを立てたり、ダックテール状にするのが定石です。フロントスポイラーもフロントのアップリフトを抑えるために必要。実際、開発者によると、このフェアレディZでも160-170km/hくらいになるとこのスポイラーの効果を感じ取れると言います(すみません、ちょっとうろ覚えです)。リミッターの速度(海外仕様)もスポイラーありで250㎞/h、なしだと220㎞/hと差をつけているようです。

フェアレディZ(RZ34)のリアスポイラー
フェアレディZ(RZ34)のリアスポイラー

ただ、そこで犠牲になるのがデザイン。RZ34のデザインでは、デザイナーが(初代、2代目のリアのプロポーションを彷彿とさせる)リアをできるだけ下げることに最後までこだわったと聞いています。空力的に足りない分は(ボディ側ではなく)追加パーツで補う、と言って通したそうです。

フェアレディZ(RZ34)のスポイラーレスの姿
フェアレディZ(RZ34)のスポイラーレスの姿。クラシカルなロゴが入る

このリアデザインはグッときました。

個人的にはこの車では超高速走行をしないので、このリアデザインをスポイラーレスで乗りたいと思いました。

ちなみに、ベースグレードでもバージョンTでも、フロント&リアスポイラーは単独オプションとしてオーダー可能です。

※高速での直進安定性は、「まぁ普通」という印象。床下の整流などもやっていないので、現代の「矢のように突き進む」車に比べるとそもそも見劣りするかも。なので、個人的にはデザインが好きであればスポイラーレスを選んでよいのでは、と思いました。

メカニカルLSDの有無

バージョンSとSTには、機械式のリミテッド・スリップ・デフ(LSD)がつきます。記事によると1.5WAYだが1.25WAYくらいのセッティング、ということです。ようはアクセルを離した時のLSD効果がかなり弱くなることでデファレンシャルギア本来の動きが戻り、(一応LSDの効果は持続しつつも)弱アンダーステアよりもやや姿勢変化を許容する方向にセッティングされている、ということなのでしょう。

これは走ってないので何とも言えませんが、サーキットに行かなければなくて構わないものなので、個人的には選択に影響することはありませんでした。

※コーナリングをすると、オープンデフ(LSDがない)であることはわかると思います。ただ、RZ34はもともとすごいコーナリングマシンでないこともあり、私はむしろこのクラシックなFR車っぽいコーナリングのしかたがいいなと思っています。

BOSEサウンドシステムをつけるか否か

BOSEサウンドシステムは、単にオーディオシステムとして機能するだけでなく、アクティブ・サウンドコントロールとアクティブ・ノイズコントロールの出力デバイスとしても機能しています。・・・エンジン音の電子的な調整ですね。最近は騒音規制の影響で車から発生する音はかなり静かになりました。そこで少し音を増幅しよう、その際に不快な周波数は打ち消す音をスピーカーから出してかき消そう、そんな風になってきているのですね。

もともと私はこの手のサウンドコントロールにそれほど興味がなかったのですが、Youtubeでアメリカでの試乗レポートを見るとどうもつけた方がいい音がしているように聞こえました。そこで、このオプションはつけることにしました。

ちなみに、このオプションもベースグレードとバージョンSに単独オプションとして追加装着可能です。

※ちょっと聴いてみただけですが、これはけっこういい音かも。デッドニングがちゃんとされていて、音がきれいです(ポルシェ718ボクスターのBOSEサウンドシステムより音はいい感じ)

価格の違いをどう捉えるか?

そして最後に価格。

フェアレディZは当時からバリューフォーマネーの高い車として、特にアメリカで売れてきました。ポルシェの半分の値段で肉薄する性能、と言われたこともあるようです。実際、円高になった1990年代にはアメリカで価格が上がり売れなくなりましたし(保険料の高騰もあるようですが)、Z33は価格を3万ドルに抑えて大ヒット、Z34は価格が上がって売れ行き減少、とZは価格感度が非常に高い車だと思っています。笑

「安くて高性能な車を作る」。量産効果を出せる大衆メーカーだからこそ実現できるこうした商品企画を、私は日本車の強みだと思っています。せっかく日本に住んでいるので、地の利を生かしてこうした日本車に乗りたい。そう考えると、やっぱりベースグレードが一番お得(リセールバリューを考えたらそんなことないのかもしれませんが)。

典型的なアメリカ的発想に共感するわけではないのですが、このご時世400PS超のマルチシリンダーエンジンの車を500万円ちょっとで買える(諸経費入れれば600万円ですが)、というのはやっぱりちょっと狂ってる(Crazy)と思うのです。

迷った挙句ベースグレードを選択

別記事にも書きましたが、最初に注文したのは全部入りのバージョンSTでした。でも、セイランブルー×18インチの動画を見てしまったら、心が動いてしまって注文差し替えをさせてもらったのでした。

その動画がこちら。わずか30秒のショート動画です。

新型フェアレディZのエンジン音をお届け【神奈川日産】

まとめ:納車が待ち遠しい

ということで、最終的にベースグレードを選択して正式注文をしました。納車までは時間がありますが、楽しみです。

実況中。日産 フェアレディZ(RZ34)の注文から納車まで。納期と価格改定情報も。を読む

2025年3月に納車されました。納車後の記事はこちら:

日産フェアレディZ(RZ34)、ついに納車!絶品エンジンに感激!!

日産 フェアレディZ(RZ34)、納車後1,000㎞。走って見えてきた人懐こい相棒ぶり

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