スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)、2025年11月に12年ぶりに我が家に帰還してから初の車検を迎えました。

私にとっては(この車では)実に12年ぶりの車検。

いざ引き取ってみると、修理の必要な箇所はもちろん、リフレッシュしたいところもたくさん出てきました。

せっかくなので、これから徐々に手を入れていきたいと思います。

といっても改造するわけではなく、新車の状態に近づけていくことが目標です。

レガシィ ツーリングワゴン(BP5)の帰還の様子はこちら

スバル レガシィ ツーリングワゴン(BP5):車検整備時の走行距離

納車時(2025年11月)87,084
今回(2026年1月)車検時87,533
2年間通算走行距離449
年平均走行距離
(単位:㎞)

納車されてまだ日が浅いこともあり、走行距離は少なめ。それでも名義書き換えのために陸運局に3度も足を運ぶ羽目にあったりと、半ば陸運局への「通勤車」となってしまった感のある2か月でした。

かかった費用

かかった費用は下記の通り(税込の総額です。単位:円):

車検整備関連費用46,200
車検付帯整備費用17,270
一般修理費用
(車検を通すために必要な修理)
93,709
車検費用(法定費用+代行手数料)75,850
防錆処理15,235
消耗品交換(オイル等)74,414
プチリフレッシュ関連費用111,463
その他(点検パック加入料)23,385
合計457,526

あまりに高額だったので、見積もりをしてくれた際に、担当者が「何か間違ってませんか?」と飛んできました。笑

たしかに、こんな古い実用車にこんなお金をかける人は「へん」なのかもしれません。

項目別:車検整備+車検付帯整備費用

個別に見てみましょう。

車検関連の整備費用は63,470円(税込。以下同)です。

基本点検料、完成検査料など
点検そのものにかかる費用
39,600
下回りスチーム洗浄6,600
ブレーキフルード交換・
フロント&リアブレーキ清掃・給油等
17,270
小計63,470

車検整備費用と完成検査料が、2024年6月(レガシィS401の車検時)に比べて約20%強値上がりしています。

工賃が高くなっている現れでしょう。

項目別:一般修理費用(車検を通すために必要な修理)

一般修理費用は93,709円(税込。以下同)

ここがかなり痛いところ。

内訳は下記のとおりです。

エアクリーナーエレメント交換7,458
F右側ドライブシャフトブーツ交換27,929
Fブレーキパッド交換(残量規定値以下)33,330
F左右ロアアーム
ボールジョイントブーツ交換
24,992
小計93,709

新車から15年も経ってくると、どうしても出てくるのがブーツ類の切れ。

ブーツ類は可動部を埃や石などから守り、グリス漏れなどを防ぐ保安部品なので、これが切れていると車検に通りません。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のフロントドライブシャフトブーツ(交換前)
ドライブシャフトブーツ(蛇腹のゴム部品)。ドライブシャフトとの結合部が割れているように見えます

足回りのブーツ類は、部品代こそたいしたことがないものの、足回りをバラしてブーツを脱着交換するなど、作業がかなり重いのが特徴です。そのため技術料が55,770円と費用の約6割を占めています。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のフロントドライブシャフトブーツ(交換後)
ドライブシャフトブーツとロアアームボールジョイントブーツ(ロアアームとナックルの結合部のゴム部品)の交換後。やっぱりゴムに艶がありますね!

項目別:防錆処理

今回は足回りのパーツ交換を伴ったこともあるのか、厚めの防錆処理を勧められました。ご提案の通り、下回りとマフラーに対してしてもらいました。

下回り長期防錆コーティング12,760
マフラー防錆コーティング2,475

項目別:消耗品交換

ここも意外にかかった部分。全部で74,414円。

細かく見ていきましょう(単位:円。税込)。

エンジンオイル8,143
オイルフィルター交換2,600

ここまではいつもの消耗品です。エンジンオイルはMOTUL H-TECHで5W-30。お客様感謝デー価格でやってもらったので安く済んでいます。

ポルシェの場合、オイル交換だけで5万円コース(指定オイルが高価かつオイルを良く飲む)なので、ここが安く済むのはとてもありがたいところです。

次に、エアコンリフレッシュパック。フィルターの交換だけでなく、わさびd’air(デェール)というクリーンフィルターに取り付ける抗菌成分のものを取り付けてもらいました。

エバポレーター洗浄・清掃をいれて13,200円。

わさびデェールは普通にAmazonとかでも売っているので、これを取り付けるだけだったら自分でやってもいいのですが、ま、これはついでだったのでやってもらいました。

エアコン・リフレッシュパック13,200

そしてATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)交換。しばらくやってなかったようなので、やることにしました(通常は3万㎞に1回交換という感じ)。

ATF交換9,460

そして消耗品の大物はバッテリー交換。S401の時と同じく大容量タイプのものにしてもらいました。これも感謝デー価格。

バッテリー交換は4年ぶりで、実際はまだ持つと思うのですが、電力消費量の多い現代の車ではバッテリーへの負荷が大きいこと、落ちるときに急にダメになることなどから、最近はあまり粘らずに言われたままに交換するようにしています。

バッテリー交換38,610

項目別:プチリフレッシュ関連費用

ここからは、私が頼んで交換・修理してもらった箇所。

この車は10年近く屋外保管の期間があったため、それなりに外装を中心に劣化が進んでいるようです。

まず、ウェザーストリップ。じつは姉が保有している間に、右リアドア付近のウェザーストリップがびろーんとはがれてきてしまいました。

応急処置はしたものの、劣化は進んでいます。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のウェザーストリップ(交換前)
逆光ですみません。交換前。このウェザーストリップが上部からはがれてびろーんとドアに垂れ下がってくるようになりました。これは仮止めしてある状態。

ウェザーストリップは窓を閉めた時に密閉を保つもので、これが劣化すると雨漏りしたりと意外と厄介。一方で電動ウィンドウとの兼ね合いもあり、ちょっとした変形にもシビアな、意外と繊細な部品。そして前後ドア上部用が一体成型なのでデカい。

そんなこともあり、かなり部品代が高額になる傾向があります。ウェザーストリップは窓やドアの周辺に張り巡らされているため、全部の部品を交換するとそれだけで30万円コースの見積もりが出てきました。が、一番の問題はドア内側の上部なので、そこだけを交換することにしました。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のウェザーストリップ(交換後)
ご覧の通り(見てもわからないかもしれません)新品になりました。Bピラー、フロントドアも全部一体成型なのでその部分も新しくなっています。
ウェザーストリップ交換(ドア上部)62,150

もう一つはカウルパネルの交換。ワイパーの下にある樹脂のボードのようなものです。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のカウルパネル(交換前)
カウルパネル。かなり白化しています。

これが屋外保管のためかかなり白化。見た目がよろしくないだけでなく、ここが劣化するとボディとの間にできる隙間から、水がエンジンルーム方面に入ってボディのサビの原因になるので、ちゃんと手を打っておいた方が良いみたいです。

部品もそれほど高くなく、脱着交換も簡単なので意外と費用対効果が高いと感じました。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のカウルパネル(交換後)
新品になりました!
カウルパネル交換14,828

そしてもう一つが、フロントインナーシートベルトの交換。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のインナーシートベルト(交換前)
前席のインナーベルト(というらしい)。赤い部分が日焼けで色あせています。

単純に見栄えだけの問題ですが、ベルトをするバックルをはめるところの赤い樹脂パーツが、日焼けでかなり白くなってました。なんとなく見栄えが良くないので交換してもらいました。

が、これはシートベルトというかなり重要な保安部品の一部パーツなので、けっこう作業も大変、部品も高い、というものでした。完全に自己満足ですが、まぁ新しくなっていると、エンジンをかけてシートベルトをするときに満足感が高いかな、と。

とか言いながら交換後の写真を撮り忘れました。。。

インナーシートベルト交換
(フロント左右)
32,670

これ以外は、発煙筒の交換(1,815円)。

その他(タイヤ残量など)

タイヤ残量はフロント・リアともに6.0㎜。

姉が4年前にヨコハマのブルーアースGTというエコタイヤに変えたようですが、全然摩耗なし。タイヤの硬化の方が早そうなので、そのうち交換するかもしれません。

ブレーキパッドの残量はフロントは交換済み、リアは5.5㎜。

この感じだと、2年くらいしたらリアのブレーキパッドも交換することになりそうです。

次のリフレッシュの一手は?

部品があるうちにリフレッシュをしたいと考えています。

コンセプトは、「できるだけ新車時のコンディションを取り戻す」です。

リフレッシュ候補の項目は下記の通り。大きいものから小さいものまであります。

  • サンルーフ(部品が壊れて開かなくなっている)
  • 前後バンパー交換(長年使って擦り傷等がたくさん)
  • ホイールの補修(これもガリ傷だらけ)
  • 窓枠のモールリフレッシュ(屋外保管のためかなり汚れが固着している)
  • 足回り(ちょっとだけいなし効果がなくなった)

このうちサンルーフはメーカー生産終了で部品がなく、紆余曲折の後いったん断念することにしました(別途記事にしたいと思います)。

前後バンパー交換は主に外観上の問題ですが、これらの傷はひとつひとつに思い出のあるものなので、あえて残すという選択肢もありかなと思っています。

ホイール補修は、外注するとけっこう高い。ヤフオクなどで純正ホイールが出品されているので、今は応急処置だけして傷を目立たなくして、そのうちホイールごと交換、というほうが安上がりだな、と思っています。いずれにしても今は息子の練習車なので、補修すると運転のハードルが上がってしまう。今はやらないでおこうと思います。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のアルミホイール

窓枠モールリフレッシュは、地味に交換するのが大変そう(リアクオーターガラス部分のモールはガラスと一体成型っぽい)。洗浄剤を買って自分でやろうと思ってます。

足回りはビルシュタインの当時の味を戻したいのですが、オーバーホールはやってくれるところが限られているようです。しかもダンパー単体を送ってのオーバーホールになるので、自分で取り外しをできないと厳しそう。ビルシュタインの非純正(B6 / B8など)に変える方法もありますが、オリジナルとは乗り味が変わってしまうので躊躇しています。まずはロアアームブッシュを変えてみるとかでもいいかなぁと思ったりで、ここは最大にして最難関のリフレッシュかなと思っています。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)のロアアームブッシュ
左フロントサスペンションを後ろから撮った写真。ロアアームブッシュが見えます(リングの内側)

やれてきた個体を、どうやって新車の状態に近づけていくかな、と考えるのはけっこう楽しいもの。ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら少しずつやっていきたいと思います。

その前に、作業できる場所を確保したい、というのが切実な願いです。

まとめ

車を引き取ってから初めての車検。保安部品の交換からバッテリーを含む消耗品の交換、プチリフレッシュ目的の部品交換を含めてかなりの高額になってしまいました。

が、一方でパワステポンプなどの機械部品の他、エアコン等や、4代目レガシィの泣き所であるパワーウィンドウ動作不良などの電装品の故障もなく、いたって健康。

もうすでに、コストを考えれば車を乗り替えた方が経済的であるのは間違いなく、維持が趣味の領域に入ってきているのは間違いありません。

それでも、個人的には4代目レガシィは、スバルが大金をつぎ込んでこだわり抜いて作った素晴らしい車だと思っていますし、家族の思い出もたくさん詰まっています。

長く乗りたいため、今のうちにやれることをやっておこうと思っています。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.0GT(BP5)

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