ポルシェ718ボクスター GTS 4.0で、草津温泉方面に日帰りドライブしてきました。

群馬県の県道54号線から軽井沢に向かい、つまごいパノラマラインを通り、草津温泉で温泉に入って帰るプランです。

全体のドライブプラン

横浜起点の走行距離は約520km。

今回のメインテーマは、自分にとって初めての群馬県道54号線と、大好きなつまごいパノラマラインを走ること(718ボクスターGTS 4.0では初めて)、そして20年ぶりに草津温泉の立ち寄り湯「大滝之湯」に行くことです。

途中立ち寄りポイントはそれほど多くなく、どちらかというと走っている時間が長いです。が、景色の良い道路を走るので爽快なドライブになると思います。

【昼食】富士久食堂(高崎市)立ち寄り

前橋インターチェンジについた時はもうお昼時。

国道17号線から高崎市道高崎環状線に入り、国道406号との交差点を右折、西に向かうと富士久食堂という定食屋さんがあります(図中C)。

富士久食堂(群馬)

注文したのは、おすすめ定食で「ミニ豚丼+ざる中華」。

ざる中華というのは、中華そばがざるに乗っていて、しょうゆ系の出汁につけて食べる、つけ麺のようなものです。麺にコシがあっておいしかったです。

ミニ豚丼もボリュームたっぷり。甘辛いたれがかかり、しっかり炒めた玉ねぎがたくさん乗っていて美味でした。かなりお腹いっぱいになります。

富士久食堂のざる中華

ちょっと寄り道

富士久食堂からは国道406号から少しそれて、群馬県道211号線、県道33号線を通って国道406号に戻るルートを通りました。

県道211号線は道の周囲に民家が立ち並ぶ長閑な道。県道33号線は途中に1.5車線区間も存在する山道でした。

群馬県道211号線
群馬県道211号線。GoProで撮影した動画から静止画を切り出したものです(以下同じ)
群馬県道33号線
群馬県道33号線に入ったところ。2車線の快走路ですが、徐々に険しい道に。

718ボクスターは、こうした長閑な道をゆったり流している時も、2000回転を超えたあたりから快音を奏で始めるので気持ち良いです。ロードノイズは大きく、絶えず「ザー」という音がします。乗り心地はなかなか良く、シートも疲れないのでこうしたところも苦痛ではありません。

もちろん、天気の良い日は屋根を開けているので風も気持ちよいですし、鳥や虫の音が聞こえ、花の匂いが漂ってきて、季節を感じることができるのもうれしいところです。

カーブのきつい1.5車線の道に入っても、ノーズが軽く比較的コンパクトな車体もあって、すいすい曲がっていきます。視界が良く、車幅もそれほどないので対向車とのすれ違いに苦労しないのも良いところ。

国道406号線に戻ってからほどなく県道54号線との分岐があり、左折すると県道54号線に入ります。

群馬県道54号長野原倉渕線

群馬県の県道54号は、高崎市倉渕町権田と長野原町の北軽井沢を結ぶ、全長28.5kmの県道です。途中二度上峠という峠を通ります。

前半:二度上峠までの登り

前半は片側1車線の快適な街道。昔ながらの立派な民家も立つ、なかなか雰囲気のある道です。

群馬県道54号線
群馬県道54号線。前半は立派な民家も点在する街道

しかし倉渕川浦温泉あたりから1.5車線の険しい峠道に変わります。見通しも路面状況もよくないため、安全運転で進みます。眺望もほとんどありません。

路面はところどころけっこう荒れていて、こういうところでは718ボクスターはさすがにゆすられます。それでも、ポンポンと跳ねるようなことはなく、しっかりと路面をグリップし続けます。

木々に囲まれた林道のような道を行くと、ほどなくして二度上峠。見晴台というビューポイントがあります(図中F)。

道路から15mほど引き込んだ場所に駐車場はあるのですが砂利道でかなり凸凹しており、SUVでないと入るのは難しそう(実際駐車場に止まっていたのはマツダCX-5が1台だけでした)。道路の幅が広がっているので、ちょっとの間止めさせてもらいました。

見晴台からは浅間山が見えます。

二度上峠とポルシェ 718ボクスター GTS 4.0
二度上峠の見晴台から浅間山を望む

後半:一路北軽井沢へ下る

ここからは一気に下って北軽井沢に出ます。道は二度上峠の西側であるこちらの方が広く、走りやすいです。眺望はあまり望めませんが、ところどころ視界が開けます。

群馬県道54号線(軽井沢側)
山を一気に下っていく。途中ところどころ視界が開けるところがあります

再び雑草が周りに生い茂るワイルドな山道をしばらく行くと、浅間大滝と魚止めの滝を見るための駐車場があります(図中G)。

道路から駐車場までは100mほど。ダートですのでご注意を。(飛び石でエアコンを故障させたばかりなのでなおさら慎重になります)。それぞれの滝は駐車場から5分前後のアクセスです。

2つの滝はどちらも静かな雰囲気で、アクセスも良いので立ち寄ってもよいかもしれません。私は魚止めの滝が特に気に入りました。

つまごいパノラマラインを南から時計回りで走破

道路の概要

つまごいパノラマラインは、この地域の広域農道で、一面のキャベツ畑の中を走る絶景ドライブルートです。南ルート、北ルートの2本あり(つながっている)、総延長は約35km。

とにかく開放感のある景色が素晴らしく、大好きなドライブルートの一つです。

南ルート:開放的な絶景が続く

南ルートは特に景色がよく、途中「愛妻の丘」という、ちょっとくすっと笑ってしまうような看板がある絶景ポイントがあります(図中H)。

愛妻の丘を後にして、北上していきます。しばらくの間、キャベツ畑が続きます。山の稜線もきれいです。

つまごいパノラマライン1枚目
つまごいパノラマライン2枚目
つまごいパノラマライン3枚目。車窓からの景色。
こんな景色が続きます

南ルートは道幅も広く見通しもよく、とても気持ちよく走れます。しかし、基本は農道ですのでトラクターや作業の車も多く、仕事の邪魔をしないように気をつけたいところです。

北ルート:一転、走りの道に

北ルートに入ると、山がちになり眺望は悪くなりますが、反面けっこう走れる道に。(カーブが比較的緩やかで速度域が高くなりがちなので注意)。

ストレートと高速コーナーが続く道を、718ボクスターは2速、3速で走っていきます。ポルシェのスポーツモデルは概してギア比が高いため、718ボクスターGTS 4.0の場合40km/hの時に2速で2,530rpm。NAエンジンのため、速度が落ちてしまうとそこからの加速がやや鈍く感じられますが、高速コーナーであればカーブの速度も維持できます。

カーブ手前でPDK(ポルシェのデュアルクラッチトランスミッション)のパドルシフトを使って変速をすると(超絶速い!)、カーブを駆け抜けた後に気持ちよい加速を楽しむことができます。

つまごいパノラマライン北ルート
北ルートは木々に囲まれた快走路に

全線走破の所要時間は40分ほど(立ち寄りの時間は除く)。ボリュームもそこそこあり、南は眺望、北は走りと、両方楽しめる道です。

草津温泉「大滝乃湯」

つまごいパノラマラインの北ルートの終点から国道292号線を左折して少し山を登ると草津の町に到着します。そこから東に向かって小さな道を行くと大滝乃湯に到着(図中I)。

草津温泉には良くドライブに来ますが、日帰り温泉の大滝乃湯に入るのは20年ぶり。

ここは大きな露天風呂が気持ちよい立ち寄り湯ですが、ぜひ試してみてほしいのが地下にある「あわせ湯」。木造の薄暗い部屋に温度の違う浴槽が4つあり、温度の低い方から体を慣らせて、最後は46度のお湯につかるというもの。私は、46度のお湯には15秒使っているのが精一杯でした。それでも雰囲気含めて気持ち良かったです。

お湯はしっかりと硫黄の匂いがし、露天は温度もそれほど高くなく、ストイックな(?)温泉が多い草津の中では誰でも楽しめるお湯だと思います。

大滝之湯

帰り道

帰り道は草津温泉から国道292号線を下り、そのまま東へ進んで渋川伊香保インターチェンジへ。かなりのんびりしてしまったこともあり、この日は一直線に帰路につきました。

もし時間があれば群馬県道28号高崎東吾妻線で榛名湖に抜けて、そこから伊香保温泉を通って帰るのも楽しいと思います。

埼玉県に入ってからは時折激しい雨が降りつけてきました。718ボクスターはこんな時でもタイヤがしっかりグリップしているのがステアリングホイールから伝わってきて、安心感があります。普通のタイヤ(ピレリP ZERO)を履いているため、ウェットのグリップもしっかりあります。

最後に土砂降りにあいましたが、そんな時でもへっちゃらな、718ボクスターのオールマイティな魅力を実感できるドライブでした。

圏央道で土砂降りに
雨はこの後さらに激しくなり、走行車線で速度を落として走りました

記録

走行距離(横浜から):519.2km

走行時間:8時間25分

燃費:12.3km/h(オンボードコンピュータ)

高速区間が多かったことから、燃費は比較的伸びました。横浜方面から関越自動車道に抜ける際の鬼門である環状8号線を避けて、行き帰りに圏央道(首都圏中央連絡自動車道)を使って八王子を経由したのも理由の一つかもしれません。

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