ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0、納車直後にセラミックコーティングをしてから1年、メンテナンスしてもらいました。1年経過してどうかについて報告します。
メンテナンス後の出来上がり
私にとって初めてのセラミックコーティング。
まずは、メンテナンス後の仕上がりを見ていきましょう。

ちょっとわかりにくいかなぁ。。きれいです。

ちょっと飛び石で塗装が荒れていたところ。完全には消えてないですが、写真で見るのは難しいなぁ。



なんか自分が写り込んでますが、見ていただきたいのは左下の写真だと樹脂部分。ここは水垢がつきやすい部分なんですが、すごくきれいになっている。そのほか、ヘッドライトカバーもとてもきれいになっていました(一番上の写真に少し映ってます)。
右側の写真の左下(下から3分の1くらいのところ)部分には飛び石の傷があるのですが、これは自己修復型のセラミックコーティングをもってしても残念ながらきれいにならず。塗装面までキズが入ってしまってました。
納車時にしてもらったセラミックコーティング
ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0を購入した時は、今後少なくとも25年、免許返納するまでは乗り続けようと考え、コーティングでどれくらいいい状況を維持できるか試してみたいと思って、かなり高価なセラミックコーティングを選びました。
選んだのは下記です。
ファインラボ(FEYNLAB)・ヒールシリーズ(メーカーサイトにリンクします)
正式にはFEYNLAB HEAL PLUSというもの。4層構造のセラミックコーティングで、小傷であれば自己修復するというものです。メンテナンスをすれば7年持つということなので、やってみました。
コーティング専門店で施工していただいた時の私の車の模様はこちら(専門店のホームページにリンクします)

プロテクションフィルムと迷いましたが、仕上がりの美しさを考えるとコーティングの方がおススメ、とのことでこのセラミックコーティングを選びました。自己修復型なら少しの傷は消えるかな、という期待も込めて。
施工期間(預かり期間)は3日間。
幌やウィンドウ、ホイールコーティングもやったのでかなり高くなりましたが、新車割引がきいたので全部で40万円くらい。
かなり衝撃的なお値段ですよね。。もちろん、私はこの車にしかしていません。
ちなみに、私の車のボディカラーはゲンチアンブルーですが、紺色は黒色よりも繊細なんだそうですね。難しい色選んじゃったかも!?
納車1年後のメンテナンスメニュー
セラミックコーティング施工後1年後のメンテナンスは、私が頼んだコーティング屋さんではスタンダード、プレミアム、エグゼクティブとあります。
スタンダードは研磨なし、プレミアムは軽い研磨あり、エグゼクティブは中くらいの研磨あり。
塗装面を見てもらったところ全体にはきれいなものの、飛び石で荒れた部分があるため、今回はプレミアムを選びました。ウィンドウの再コーティングもしてもらったため全体では税込8万3,600円。そこそこかかります。
コーティング選びを考える:どこに頼むか?
コーティングは最近は新車でも中古でも、車の販売店側が扱っていることが多く、勧められます。どこでやってもらうのがいいか、悩みます。
車販売店(ディーラー等)に頼むメリット・デメリット
あくまで私がやってみての感想ですが、簡単にまとめてみました。
メリット
メリットは、何といっても車の定期点検等をその車販売店(以下、ディーラー等)にお願いしている場合には、点検等のタイミングでコーティングのメンテナンス・再施工も同時にやってもらえることです。
もう一つのメリットは、そのディーラー等もお客様におすすめする以上、それなりに技術を持ったコーティング屋さんにお願いすることになり、一定以上の品質が期待できるからです(といっても当たりはずれはあるみたい)
デメリット
デメリットは割高になること。ディーラー等は中間マージンを取りますので、その分高くなります。通常はディーラー等が自社でコーティングするのではないので。(といっても業者間での特別価格が存在するので、そこまで割高になるわけではないと思います)。
専門店に頼むメリット・デメリット
メリット
ひとつめのメリットは専門性が期待できること。特にセラミックコーティングは設備・技術も必要なため多くのメーカーが認定制度を取っているようです。一部の業者しか扱えません。
もう一つのメリットは割安にできること。ディーラー等の中間マージンがないので当然です。Keeperなどはこの方式でやっているので割安感がありますよね。(私もスバル レガシィ S401はKeeperコーティングをやっています)
デメリット
最大のデメリットは手間がかかること。定期点検と一緒にやってくれるわけではないので、いちいちコーティングのために車の入庫・出庫をしなければいけません。
デメリットのもう一つは、下手をすると安かろう悪かろうになることです。ガソリンスタンドでのコーティングでは、一部悲惨な話を聞くので、それなりに腕の良い人がいる所を選ぶのに手間がかかります。
我が家の場合
ファミリーカーは手間を考えてディーラーにコーティングの施工をお願いしました。趣味の車は専門店またはガソリンスタンドで、という風に使い分けています。
コーティング選びを考える:コーティングの種類はどう選ぶ?
種類
コーティングには、セラミックコーティング、ガラスコーティング、ガラス系コーティング、樹脂系コーティング、ワックスなどの油脂系コーティングなどがあります。
選ぶ際の注意
セラミックコーティングはもっとも硬度の高いものですが、溶剤が強く、少し年数の経った車には使えないと聞きました。ですので、新車への加工を中心に考えるとよさそう。私もメルセデス・ベンツGLBには2層タイプのセラミックコーティングを選びました(ディーラー施工)。
ガラスコーティングはメンテナンスをすれば3年ほど持つので、私は基本これを選んでいます。屋内保管をしていることもあり、今のところ不具合は感じていません。
我が家の場合
718ボクスターとGLB(ともに新車)はセラミックコーティング、スバル レガシィ S401とメルセデス・ベンツ W126(ともに20年以上昔の車)はガラスコーティング、オースチン・ヒーレー・スプライト(60年以上昔の車)は自分でガラス系コーティングをかけています。





まとめ
ポルシェ 718ボクスター、自己修復系のセラミックコーティングを施工して1年経ちました。全体的には新車みたいで美しい、また樹脂パーツやヘッドライトカバーなど、ボディ以外の部分もきれいになりました。が、飛び石などまで自己修復してくれるわけではありませんでした。
来年もメンテナンスをしていきますので、ご報告できればと思います。
私の愛車、718ボクスター GTS 4.0 についてはいろいろ書いています。
(とりあえず→718ボクスター GTS 4.0の魅力をオーナー視点で紹介はこちら)










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