スポーツカーの燃費を気にするなんてヤボだなぁ、という声も聞こえてきますが、やっぱりそこは地球人、環境とお財布への負荷は最小限にしたいものです。
さて、うちのポルシェ 718ボクスター GTS 4.0も納車(2022年7月9日)から1年2ヶ月で10,000kmを突破しましたので、ここまでの燃費を詳しく見ていきたいと思います。
718ボクスター GTS 4.0、10,000㎞走っての総燃料補給量と総額、平均燃費、ガソリン平均単価
まずは下の表をご覧ください。すべて満タン法での記録です。だいたい同じガソリンスタンドで、セルフで給油しています(プロに入れてもらうと3Lくらい継ぎ足されることがあります)。
| 走行距離(㎞) | 10,230.7 |
| 総燃料補給量(l) | 1,009.3 |
| 総額(円) | 172,003 |
| 平均燃費(㎞/l) | 10.14 |
| 平均単価(円/l) | 170.41 |
走行距離10,230.7㎞に対して、補給した燃料は1,009.3l。燃費は10.14㎞/lとなりました。
かろうじて燃費10㎞/lを超えました。だいたいのイメージとしては、我が家のスバル レガシィ S401(2.0Lターボで四輪駆動。20年前の車)とどっこいどっこいの勝負。
かつて乗っていた718ボクスター(2.0Lターボ)は11.5㎞/lなので、それよりは12%くらい悪い燃費。でも実はもっと718ボクスターとの燃費の差はあると思っていたので、これはうれしい誤算。
4.0Lという燃費を考えればまずまず優秀ですかね。
ちなみに、ガソリンにかかった総額は17万円あまり。けっこうかかるなぁ。。ガソリン平均単価は170円を超えています。横浜の中ではそれなりに安いところで入れていたのですが。最近は185円を超えてきているので、今後はもっと厳しいことになりそうです。

燃費ベスト3は?
ここからは燃費ベスト3。
燃費3位
| 給油日 | 2023/6/7 |
| 走行距離(㎞) | 594.0 |
| 燃料補給量(l) | 51.35 |
| 総額(円) | 8,986 |
| 平均燃費(㎞/l) | 11.57 |
| 平均単価(円/l) | 175.0 |
燃費3位は11.57㎞/l。記録したのは初夏。まだエアコンガンガンではないですね。
この時はオフ会でビーナスラインの方に行った時が大半(448.8㎞)。オフ会は道中ほとんど飛ばさないので燃費が良くなる傾向になるようです。そのほかはポルシェフェスティバルに行ったり、チョイのりが1回でした。

燃費2位
| 給油日 | 2023/7/7 |
| 走行距離(㎞) | 520.9 |
| 燃料補給量(l) | 44.64 |
| 総額(円) | 7,812 |
| 平均燃費(㎞/l) | 11.67 |
| 平均単価(円/l) | 175.0 |
燃費2位は11.67㎞/l。これは、つまごいパノラマラインと草津温泉へ行った時がほとんど(給油後516.0㎞)。ドライブの模様はこちら。ただ、オンボードコンピュータではこのドライブの時は12.3㎞/lと記録されていたので、ちょっと誤差がありますね(オンボードコンピュータの方がいい)
2か月の間にずいぶんガソリン代が高くなっていますね。

燃費1位
| 給油日 | 2023/5/9 |
| 走行距離(㎞) | 631.5 |
| 燃料補給量(l) | 53.46 |
| 総額(円) | 8,661 |
| 平均燃費(㎞/l) | 11.81 |
| 平均単価(円/l) | 162.0 |
堂々の1位は平均燃費11.81㎞/lでした!
12㎞/lに迫るかのような燃費。ちなみに無給油で631.5㎞走行したのも歴代1位です。記録したのは5月初旬の給油で、やはり季節的にも車に優しい時ですね。
この時は、栃木県の八方ヶ原にツツジを見に行くドライブに行っており、走行距離は477.1㎞。そのほかに会社(往復100㎞近く。ほとんどが首都高)と仕事(往復50㎞程、こちらは首都高とバイパスを通るものの渋滞路が多い)に行ったのみという、短距離走行ゼロの時でした。

燃費ワースト3は?
今度は燃費を悪い方から3つ見ていきましょう。
燃費ワースト3位
| 給油日 | 2022/8/24 |
| 走行距離(㎞) | 480.9 |
| 燃料補給量(l) | 51.31 |
| 総額(円) | 8,569 |
| 平均燃費(㎞/l) | 9.37 |
| 平均単価(円/l) | 167.0 |
燃費ワースト3位は平均燃費9.37㎞/l。これは3度目の満タン給油のときのもの。千葉へのドライブ(給油後299.6㎞)と仕事(2回、往復50㎞ほど)とちょい乗り数回。

燃費ワースト2位
| 給油日 | 2022/7/26 |
| 走行距離(㎞) | 348.8 |
| 燃料補給量(l) | 41.15 |
| 総額(円) | 7,037 |
| 平均燃費(㎞/l) | 8.48 |
| 平均単価(円/l) | 171.0 |
燃費ワースト2位は8.48㎞/l。今まで平均燃費8㎞/l台は20回の給油のうち2回ですが、そのうちの1回がこれ。2度目の満タン給油、つまりこれが満タン法で記録できた最初の記録。ああやっぱり燃費悪いんだーとがっかりした記憶があります。
真夏に加え、1回だけ房総スカイラインに行ってきた(走行距離179.9㎞)以外は50㎞以下の短距離(計8回)、そのうち10㎞以下の走行も4回、という条件でした。

燃費ワースト1位
| 給油日 | 2023/6/29 |
| 走行距離(㎞) | 442.5 |
| 燃料補給量(l) | 52.98 |
| 総額(円) | 9,166 |
| 平均燃費(㎞/l) | 8.35 |
| 平均単価(円/l) | 173.0 |
栄えあるワースト1位の燃費は、8.35㎞/lでした。何と良い方から2位と3位の間に挟まれたタイミング。いったい何があったのか?!
答えはこちら。飛び石でエアコンが故障して入庫した時でした。(その顛末はこちら)
それ以外は伊豆のドライブ(給油後375.4㎞)が大半を占めています。伊豆は横浜からだと目的地までの高速道路の距離が短く、ワインディングが多いので燃費が悪くなりがちです。。それと修理のための入庫が重なり、最低記録となりました。

おまけ(オンボードコンピュータの燃費は正確か?)
ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0、10,000㎞を走行しての平均燃費をお届けしました。
最低が8.35㎞/l、最高が11.81㎞/l、平均10.14㎞/lでした。ほぼきれいに正規分布ですね。(中央値は10.06㎞/l。)
さて、最後に、オンボードコンピュータと満タン法での燃費の違いについて少し。
燃費2位の時は、11.67㎞/lを記録しましたが、そのほとんどは草津温泉へのドライブでした。その時のオンボードコンピュータの記録は12.3㎞/l。その差は0.6㎞/l。

今までの経験上、どの車でも0.5㎞/lくらいの誤差は出やすいようですが(実際よりも良く表示される)、ポルシェのオンボードコンピュータもだいたいそれくらいの誤差が出ています。ポルシェのスピードメーターは誤差が比較的少なめ(2-3%)ですが、燃費はそれなりに誤差が出るようです。笑
また、折に触れて燃費は計測していきたいと思います。










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