D型が発売されたばかりのスバル WRX S4ですが、2024年1月のオートサロンで WRX S4 STI Sport♯(STI スポーツシャープ)のプロトタイプが展示されるようです。実質そのままの形で限定車の発売となる模様。東京オートサロンで見てから注文では遅いようです。されました。そのまま6,237,000円、500台限定の抽選販売となりました。抽選エントリーは2024年1月28日で締め切り、2月1日抽選結果発表となりました。

スバル WRX S4 STI Sport♯の概要
2024年1月12日現在、スバルからリリースが出ておりますので、詳細はそちらをご確認ください。
スバル WRX S4 STI Sport♯に関するプレスリリースを読む
2023年12月に下記のティザー画像が発表され、見込み顧客に案内がされました。

特別装備の大物はBBS製フレキシブルパフォーマンスホイール
特別装備の一番の大物は19インチタイヤとBBS製のフレキシブルパフォーマンスホイール。これは、タイヤの接地面積を最適化をするために前後のホイールを異形にしたもの。
具体的には2つ。
1つ目は操舵時にフロントのタイヤをわずかに歪ませることで接地面積を増大させること。旋回時には外輪より内輪の方が舵角が大きくなります。そこで内側のリムの形状を変更して歪みを最適化し、内輪の接地面積を増やすのが狙いとのことです。
2つ目はリアの外輪の歪みを抑えること。コーナーリング時にはリアの外側に多くの荷重がかかりますが、その際に歪みを抑えることでグリップ力を確保する、ということのようです。
このように、フロント内側はあえて歪ませて内輪の接地面積を増やすことでグリップ抜けを防ぎ、逆にリア外側は歪ませないことでグリップを確保する、ということですね。
ただし、現行オプションでもBBS製のアルミホイールは604,560円(税込。以下同)。今回のこのパーツは500台の専用ということもあり、かなりお金がかかっていると思います。

その他の特別装備
レカロシートも標準(現行モデルではメーカーオプションで220,000円)。
STI製フレキシブルタワーバー(ディーラーオプション(DOP)36,960円)、STIフレキシブルドロースティフナーフロント&リア(DOP、合計77,880円)もついてきます。
これでだいたい95万円分のオプションになっています。
あとは、レヴォーグ STI Sport ♯にもついてきたトランスミッションフルードクーラーはついています。ただ、トランスミッションコントロールユニットは従来品のままのよう。
エクステリアでは小型トランクスポイラーがついたところが特筆すべきところでしょうか。これは限定車専用のデザインだそう。
その他細かい衣装の変更はレヴォーグ STI Sport♯の時と同様です。
選べる色は、セラミックホワイト、クリスタルブラックシリカ、WRブルーパールとオフショアブルー。限定車専用でオフショアブルーが選べるのもレヴォーグ STI Sport♯と同じです。まぁクロストレックでは普通に選べるのですけどね。。
価格は?

価格は6,237,000円(現行D型のSTI sport R EX+120万円ちょっと)。
これがお高いかどうかは人によると思います。昔と違ってリセール市場が確立しているので、どこかで売却すれば少なくともベースモデルとの差額はしっかり回収できるのでしょうね。
それにつけても、魂の入った「S」シリーズ、懐かしくなります。。。
(私のレガシィ S401のベースモデルとの変更箇所はこちら)
レヴォーグ STI Sport♯の時と比べると・・・
現行レヴォーグは、ベース車両のSTI Sport Rがエコタイヤを履いているなど走りについては少し割り切っている感がありました。また、ハンドルを切り始めの際に剛性不足のようなすっきりしない感じがあったので、限定車のレヴォーグ STI Sport♯は(走りの面で)伸びしろがありそうな感じはします。(詳細はWRX S4の試乗レビューでのレヴォーグとの比較をご覧ください)
一方、WRX S4はもともと走りに振った仕様で運転させてもらった印象も良かったため、専用仕様(STI Sport♯)になってどれだけ走り味に付加価値をつけられるかは興味深いところです。
残念ながら、今回の特別装備でもブレーキ周りのグレードアップはなさそうです。個人的にはエンジンとブレーキには手を入れてほしいですけどねぇ。。。
限定車WRX S4 STI Sport♯、結局魅力的なの?
基本的にはレヴォーグ、WRX S4合計1,000台で投資の回収をはかろうという商品企画のようですね。
それでも、WRX S4のみ、お金のかかるホイール周りで新しい試みを入れてくるあたりに何ともSTIらしいマニアックさがあり、制約の多い企画であろう中、これはこれで面白い気がします。
今でこそ限定車というと、限定がゆえにリセールバリューが上がる、だから買うという感じで買われることが多いようですが、その昔はわりと実験的な新機能などを台数限定で入れてみてユーザの反応を見る、そういうのが好きな人(趣旨がわかる人)にだけ買ってもらえればいい、そんなところがあったと思います。そういう意味では今回の限定車は、限定車の原点(?)に立ち返ったようなところがあって(といっても新機軸は一つだけですが)個人的には好意的に思っています。
購入者決定方法とスケジュール:今回は抽選
冒頭書いたように、今回は抽選。限定台数は500。抽選への申し込みは1月12日~28日、発表2月1日でした。
応募はどれだけあったのでしょうか?抽選になったのでしょうか?そのあたりについては発表があれば更新したいと思います。
私が抽選に申し込んだか、について
すでに記事を読んでくださった方はおそらく察していると思いますが、私は抽選に申し込んでいません。
フレキシブルパフォーマンスホイールについては面白いと思うものの、、、というところです。
この車はシャシー性能にかなり余力がありそうなので(そしてお世辞にも軽いとは言えない)、私としてはエンジンとブレーキ周りに手を入れたハイパフォーマンスバージョンを期待してしまいます(出ないでしょうけど)。四輪駆動なのでなおさらです。
そんなのだったら買ってしまうだろうなぁ。
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