ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0、初めてのタイヤ交換をしました。純正のピレリ P ZERO(PZ4)からの変更です。まだ慣らしの状況ですが、どう変わったか第一印象をお届けします。

タイヤ交換の時期

2022年7月に納車されてから2年7か月、初のタイヤ交換です。

走行距離は21,000㎞弱。ちょっと早いのですが、サーキット走行を数回していたこともあり、交換を決意。

また、サーキットに行くようになってから溶けたタイヤの表面が小石を巻き込んでしまったためか、ややぼこぼことした乗り味が出てきてしまっていたため、それも交換時期を早めた理由です。(じつはこの後、この乗り味は小石からではなかったことが発覚します。後述します。)

ピレリ P ZERO (PZ4)。サーキット走行後のタイヤの状態

ピレリ P ZERO (PZ4)でサーキット走行をした後の写真(2023年9月)

ちなみに、2024年6月に実施した定期点検時の残り溝は下記の通り。

フロント 4.6㎜、リア 4.4㎜

一般に交換の目安とされる4㎜が近くなっています。特にリアは前年5.8㎜から1.4㎜溝が減っていましたので、おそらく今回のタイヤ交換タイミングでは4㎜程度に減っていたと思います。

意外だったのはリアの減りがフロントに比べて極端に大きいわけではないということ。

タイヤ屋さんの話では、ボクスター/ケイマン系の方はリア2回に対してフロント1回の割合でタイヤ交換することが多いとのことでしたが、私の場合溝の残りはフロント/リアで0.2㎜程度しか違いませんでした。

今回はタイヤ銘柄を変更することもあり、フロント/リア両方交換することにしました。

交換するタイヤのサイズはフロント 235/35 ZR20、リア265/35 ZR20です。

ミシュラン パイロットスポーツ 4Sにした理由

もともとピレリ P ZERO (PZ4)(以下「ピレリ」)を履きつぶしたらミシュランパイロットスポーツ4S(以下「ミシュラン」)にしようと考えていたので、あまり迷いはありませんでした。

ミシュラン パイロットスポーツ 4Sに変えようと思った理由は3つです。

比較的ロングライフ(長持ち)なのではないかという期待(ピレリはやや減りが早いのに対し、ミシュランはグリップと持ちのバランスが良いと周囲の人から聞いていた)

ウェットでのグリップ性能に対する期待(ピレリは雨のグリップがあまりよくないと聞いていたのに対して、ミシュランのウェットでのグリップ性能は評判が良かった)

ロードノイズの改善に対する期待(ピレリに乗ってうるさかったので、ミシュランに変えたらどうかな、という淡い期待をしていた)

ちなみに、世間一般にはミシュランのほうが熱ダレにも強いと聞いているので、そこもサーキットに行く場合はプラスです。

また、ミシュランのほうがコーナーリング時の応答性重視に振られているようなので、そのあたりも楽しみです。(逆に快適性は落ちるかも?)

以下は、タイヤ交換をして100㎞くらい走った後の写真です。

ミシュランパイロットスポーツ4S(フロント)。235/35 ZR20
タイヤ交換後。フロント右側(進行方向は右)。早くも落ち葉などの多いワイルドな場所に来ております。
ビバンダムくんがご挨拶。これからよろしく!
ミシュランパイロットスポーツ4S(リア)。265/35 ZR20
タイヤ交換後。リア右側
ミシュランパイロットスポーツ4S(リア)。265/35 ZR20
こちらもビバンダムくんがご挨拶

ちなみに、我が家では納車されたばかりのシビック タイプRの純正タイヤがミシュラン パイロットスポーツ 4S、古いメルセデス・ベンツ(W126)のタイヤがミシュラン エナジーセイバー 4なので、これでミシュランタイヤ装着の車は3台目になります。

ミシュランパイロットスポーツ4S(N認証タイヤ)の特徴は?

同じミシュランパイロットスポーツ4Sといっても、車種ごとに作りこまれているのはご承知の通り。例えばホンダ シビック タイプR(FL5)の同銘柄といっても、そもそも駆動方式も違うのでタイヤの作りは違っています。

N認証タイヤの特徴は下記の通り(GPTによる要約を情報源として使っています):

・MR専用設計

 リアの接地感と荷重移動(縦方向・横方向ともに)のスムーズさを重視

・高速安定性・ステアフィール

ポルシェの正確なステアリングフィールを生かすため、サイドウォールの剛性・しなやかさのバランスを絶妙にチューニング

高速域(200km/h以上)での剛性感も高く、ブレイクの仕方が穏やかでコントローラブル

・熱ダレ対策

サーキット走行や高速走行を意識して、熱ダレしにくいコンパウンドが使われている

GPTによると、結果的に、

  • ナチュラルな操作感・コントロール性が秀逸。
  • グリップの限界が近づいても、挙動が読みやすく、破綻しにくい

ということだそう。

対するシビック タイプR(FL5)のパイロットスポーツ4SはハイパワーFFのため、(抜けやすい)トラクションを最大化することやターンイン時の鋭い初期応答を実現させることに主眼を置いているようです。サーキット走行を想定してドライ寄りのトレッドパターンでトレッド剛性も汎用PS4Sよりも高め、コンパウンドもやや柔らかめだとか。

・・・ということで車の性質に応じて同じ銘柄のタイヤでもけっこう作りこみが変わっているようですね。

ミシュランパイロットスポーツ4Sの値段

2025年2月から値上げ(製品により異なるが概ね5~8%)と聞いていたため、その前にいつもお世話になっているタイヤ屋さんで購入・交換をすることに。

ディーラーで点検していることもあり、ポルシェ認証タイヤ(Nタイヤ)でお願いします。ポルシェ認証タイヤになるからと言って同じ銘柄のタイヤと価格はほとんど違わないようです。

見積もりを見てびっくり。工賃込みではありますが20万円台後半(の後半)にしっかり突っ込んでいます。タイヤは本当に高くなりました。。

ちなみに、日本ミシュランのメーカー倉庫からの直送で、製造国はミシュランの本拠地、フランスでした!(DOT番号に16Uとあるので、フランス・カトゥー=カンブレジ工場製造です。高性能・プレミアムタイヤの生産に特化した施設で、N認証タイヤやPilot Sport Cupシリーズなどを製造している工場みたいです。)

ホンダ シビック タイプRの純正タイヤ(同銘柄)の製造国がアメリカ合衆国だったので、なんだかちょっとうれしい気分になりました(製造品質は変わらないと思います!)。

タイヤ交換で問題発覚!!

本題とは関係ないのですが、いつもの通りタイヤ交換の間待っていると、タイヤ屋さんの社長から呼び出しがあり、、、

「右側リヤタイヤの内側が歪んでいるようですけど何かやりました?」

「えっ?」

たしかにタイヤを機器に乗せて回してもらうと、均質に回らずに歪んでいることがわかります。

「サーキットで縁石乗り上げたりするとよくこうなりますけど」

「がーん(ズボシだ)」

じつは、2024年2月の悲惨なサーキット走行の際、右側に車を寄せてチューニングカーに道を譲った際、ちょっと寄りすぎて縁石に乗ってしまったのでした。どうもそれが原因。

サーキットに行くようになってから(といっても5回くらい)ちょっとぼこぼことした感触が出ていたのは、小石を巻き込んだのではなく、このホイールの歪みが原因かもしれません。

「純正だと1本25万円くらいするようですねぇ。でもこのまま走っていると最悪パンクすることもあるので、できれば変えたほうがいいと思います。オークションなどで安いものが探せるといいのですがねぇ。純正にこだわらなければ4本変えて同じくらいの値段でできると思います。」

はー。。。

ミシュラン パイロットスポーツ 4S、乗り味は?

それはともかく、肝心の乗り味はどうだったかというと。。。

・ロングライフ性能→当然のことながらまだわかりません!

・ウェット性能→まだ試せていません!

・ロードノイズ→詳述します。

ロードノイズについては、いわゆるザラメ路面でない普通のところではピレリよりもミシュランのほうがやや静かな印象。特に、ミシュランのほうが低音がカットされているように感じます。

一方、日本に多いといわれているザラメ路面では、それほどの違いが感じられません。低音は引き続きミシュランのほうが小さいものの、ザラメ路面で加わってくる中高音についてはあまりカットされないため、体感的には路面の変化による音の変化をより大きく感じます(急にうるさくなる)。

GoProの音なのでほとんど区別がつきませんが、同じ区間を、クルーズコントロールを使ってほぼ同じ速度で走った時の比較をしてみました。

まずはピレリ P ZERO (PZ4)から。

続いて、ミシュラン パイロットスポーツ 4S。

いかがでしょうか?

個人的には、多くの路面状況でゴーッという低音が少しフィルターされた感じになるので、長距離を走った後は、「全体的に少し静かになった」という印象でした。

もう少しいろいろな状況で走ってみて、違いが分かったらレビューします。

その前に、ホイール何とかしないと。。。

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