最近はサッカーワールドカップもあり、なかなか余暇をブログに充てられません。すみません。
今日はバリバリ現代の車、ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0(以下718ボクスター)のビビり音対策のお話です。
じつは現代の車、ポルシェ 718 ボクスターに限らず、ダッシュボードなどから音の出る車は意外と多い印象。今回は多くの現代車に応用できそうな対策をしてみました。
自己評価としては80点かな、と思います!
対策を施した後の、車から受ける印象の変化にも触れています。
第1回はこちら:
ビビり音を徹底追放!スバル S401、レガシィ(4代目)、ポルシェ 718ボクスター3台一挙解決!!【第1回】「調査」編
第2回はこちら:
ビビり音を徹底追放!【第2回】実践編その1:スバル S401&4代目レガシィ編
718ボクスターの「いろんなところから音がする」への対策
音のする箇所は?
じつは、かなり広範囲から音がしてきます。
ということは、特定箇所の製造上の問題ではなく、基本設計の問題だと思います。
しかも、たぶんこれは問題ですらない。
第1回で述べたように、樹脂素材はスナップフィットで止められています。そして、素材素材は軽量化のためかどれも薄く、固有振動数がザラメ路面と合ってしまい、共振する。
ある意味、特定の路面でのビビり音は発生しても「仕方ない」と諦めているような設計なんだろうと思います。


なかなか厄介なのは、ポルシェの部品は合わせ目の精度が低いわけではなくて、けっこうちゃんとしていること。樹脂パーツ同士の隙間が、かなり狭いのです。建て付けが悪いからカタカタ鳴るわけではないのですよね。。。

異音対策品は?
前回の2台のレガシィに比べて、今回は下記の特徴があります。
- けっこう広範囲から音がする
- 樹脂の合わせ目が狭い
このことから、EVA素材の緩衝材を張り巡らせるようなことは現実的でない、と諦めます。
これだけ広範囲にわたって緩衝材を張り巡らせた時の出来上がりの品質にも不安が残りますので。
ということで、買ったのはこれ!
WAKO’Sのフッソオイル 105。英語で書いてもFusso Oil 105。

プロの人は指名買いするものみたいです。
ネットで調べると下記のような説明。
航空宇宙分野でも使われるデュポン社製の高性能フッ素油(Krytox 105)を配合した多目的潤滑スプレーです。ゴムや樹脂を傷めず、耐熱性・耐荷重性・撥水性に優れ、長期間なめらかな潤滑効果を持続させます。
値段は高くて、定価3,400円。
メルカリかヤフオクだとちょっとだけ安く新品を買えたりします。ネットではほとんど定価販売のような気がします。
私はヤフオクで新品を落札し、クーポンを適用してちょっと安く買えました。
作業:音の鳴る樹脂パーツの接合部にフッソオイル105を差していく
作業は単純。付属のノズルを使って、音の出るところにフッソオイル105を注入していくだけです。

注入しては、少しだけ樹脂パーツ同士をちょっと揺するようにして液体が染みこんでいくようにします。ほんの気休めだと思いますが。。。
液体が少し溢れても、クロスで拭いて行けばよいようです。樹脂やゴムへの攻撃性はないようなので。
先ほどのサイドフラップ。

ウィンドウディフレクター。

センターのウィンドウディフレクターからは音が鳴っているかは定かではないですが、とりあえず注入。

ちょっと走ってみます。だいぶ音は減りましたが、今度はBピラー周りからの音が気になります。
ちなみに、718ボクスターの場合室内空間が狭いので、音が反響しやすく音の発生源を突き止めるのはちょっと大変です。
ですので、とりあえずスプレーしておきます。

完成です!!
作業時間:10分くらい
音はだいぶ消えました。
ただし、基本設計からしてたぶんザラメ路面での共振は仕方ないと諦めているのでしょうか、音が皆無になるというわけではありません。
面白いことに、私が2017年から22年まで乗っていた718ボクスター(2.0)では、あまりこの音が気にならなりませんでした。
おそらく(GTSでは)20インチのタイヤでタイヤのエアボリュームが少なくなり、微振動が室内に入りやすくなっている、ということもあるかもしれません。
走ってみて感じたこと
完璧にビリビリ音を消し去ることはできなかったものの、かなり耳障りなカタカタ音(サイドフラップから発生)は消すことができました。
うん、なんか高級車っぽい。笑
水平対向6気筒エンジンはもともとあまり攻撃的な音ではないので、意外とジェントルな音環境。
そこにカタカタといったノイズがなくなったので、「あ、普通に使える車じゃん」という感じになりました。
もちろんザラメ路面を走ると盛大なロードノイズがしてくるので、まぁこれはこういう車、という感じにはなります。
ちなみに、一番の音の侵入経路は、幌の後端、サイドウィンドウの後ろです。2人乗りの幌車はどうしてもここから路面のノイズが入ってきます。たぶん718ケイマンの方がロードノイズの進入は穏やかだと思います。
なので、基本はオープン!
オープンにすれば、細かい音は全く気にならなくなります。
まとめ
ポルシェ 718ボクスター GTS 4.0の異音対策を見てきました。
フッソオイル105を注入するという簡単なもの。
718ボクスターの場合は、もともとうるさい車であることもあり、まるで別の車、という感じにはなりませんが、耳障りな音を消せたのは収穫です。
作業が簡単で特に養生する必要もないので、扱いやすいと思いました。
これならほかの車(例えばAピラー周りからビリビリ音がするシビックタイプRなど)にも応用が利きそうだ、と思いました。
・・・と、3回にわたって異音対策について書いてきましたが、実際の作業は簡単なものでした。
そして特にもともと静かな車には効果てきめん!
異音で困っていらっしゃる方にはおすすめします!!











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